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妊娠中のマイナートラブル(腰痛)

妊娠が順調に経過し、妊娠中期に入いますと少しずつおなかも大きくなってきます。
お腹が大きくなるにつれるに伴い、妊娠中期ころから腰痛に悩まされる妊婦さんも多いです。
今回は妊娠中に起こる腰痛の原因についてお話していきます。

目次

腰痛が起こる理由

お腹が大きくせり出し前重心になる

妊娠中期に入りお腹が大きくなり、だんだんと体形にも変化が出てきます。お腹が前に出てくることでどうしても身体の重心は前重心になります。身体はバランスを取ろうとして腰を反るようになります。この腰を反ることで腰周囲の靱帯や筋肉に負担が生じます。この負担が腰痛の原因のひとつにあります。

この時に腰椎の反りが大きくなる場合と、仙骨が前方に倒れるとともに猫背になっている場合とあります。

出産に向けて骨盤が緩みすぎる

妊娠後は出産に向け、赤ちゃんが骨盤を通りやすくするために、リラキシンという靱帯を緩めるホルモンが出てきます。骨盤はもともと4つの骨が靱帯や筋肉によって繋がれて出来ています。リラキシンによって靱帯が緩んだとしても、筋肉でしっかりと支えられていれば骨盤は適度に緩んでくれます。

筋肉の支えが少ない場合、骨盤は緩みすぎてしまい仙骨が後ろにずれてしまうことや、骨盤の中の子宮が下がってきてしまうことでも腰痛は起こります。

何故緩みすぎてしまうのでしょうか。

骨盤が緩みすぎてしまう理由としては筋肉の支えが足りないことにあります。骨盤周りの筋肉を鍛えるには歩くこと、立ったり座ったりすることで自然と筋肉をつけることが出来ます。

歩くことで考えてみますと、日本では明治時代に自動車文化は始まり、多くの大衆にも使われるようになったのは1960年ころからと言われています。それ以前に生きていた方はどこえ行くにも自分で歩いていくしかありません。また、家事を行うにも洗濯機や掃除機の無い時代では洗濯板を使ったり雑巾がけをしたりと1日のうちに何度も立ったり座ったりの動作をすることになります。そうしているうちに自然と骨盤周りの筋肉も発達していたことが想像できます。

現代の女性は便利さと引き換えに筋力を犠牲にしてしまったと言えます。以前のようにしっかりとした筋肉に支えられている骨盤の靱帯であれば、ホルモンによって靱帯が緩んでも緩みすぎることがなく、出産に向けて赤ちゃんが通るために必要な緩み加減だったのだと思います。

腰痛のセルフチェック法

反り腰かどうか

お腹が大きくなり前重心になった際に腰が反ることで腰痛が起きます。では、ご自身の腰はどうでしょうか。
簡単なセルフチェック法をお伝えします。

立った状態で壁に背を向け、後頭部とお尻をつけまっすぐ立ちます。この時に腰と壁の間に手を入れてみましょう。
腰と壁の間に手のひらひとつ分の隙間があるようでしたら心配はいりません。
手のひらふたつ分の隙間がある場合は痛みが出てしまうくらいに腰が反っている状態になります。

骨盤が緩みすぎているかどうか

エコー写真で判断

骨盤の緩みについては妊娠初期に撮ってもらったエコー写真があればすぐにわかります。妊娠初期の胎嚢を確認する写真をみてみてください。黒く見える子宮の中に赤ちゃんの入っている袋(胎嚢)が白っぽく見えると思います。

この時の黒く映っている子宮の形に注目してみて下さい。もし茄子の形のように細長く映っているようでしたら、骨盤のゆるみが起きています。この場合は骨盤の靱帯が緩むことで仙骨が後ろに出てしまっていることによって子宮が引っ張られているので本来は丸型の子宮が茄子型にゆがんで映っているのです。

お腹の出方で判断

お腹が出てきていれば、体型からも判断できます。妊婦さんには、お腹の先が下のほうに向いている尖り腹の妊婦さんと、上のほうから丸くお腹が出ている妊婦さんと居ます。どちらが骨盤がゆがむことで起こっているお腹でしょうか。

実際に助産師さんに2つのパターンのイラストを見てもらい、トラブルが起こりやすいお腹がどちらか聞いてみると多くの助産師さんは尖り腹の妊婦さんだと言われるそうです。骨盤のゆがみがあることでも起こる切迫早産や妊娠高血圧などで入院をしてこられる患者さんの多くは尖り腹の妊婦さんだそうです。

骨盤のゆがみがあると、本来丸いお腹になるはずが尖り腹になってしまいます。

骨盤のゆがみが妊娠や妊娠中の切迫早産に影響

今回は妊娠中の腰痛についてのお話でした。

妊娠によって骨盤が緩むことや、お腹が大きくなり腰が強く反ることで腰痛の原因となってきます。

骨盤のゆがみによって、腰痛が出てくること以外にも、骨盤の中にある子宮にゆがみ出ていることが妊活や妊娠中のトラブルにも影響があるといったことも分かっています

お腹が大きくなってきていることは裏を返すと赤ちゃんが順調に大きく育っているということでもあります。赤ちゃんが大きく育ってくれていることはとても嬉しいことであります。ですのでそれに耐えられる身体作りをしていけるとよいですよね。まずはご自身の骨盤がどの状態か知るところから始めてみてくださいね。

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この記事を書いた人

埼玉県羽生市にある漢方薬局・鍼灸院 眞健堂です。
眞健堂は1987年、埼玉県羽生市に漢方薬局として開業いたしました。
2021年より鍼灸院を併設。
「眞ごころをもって、地域の皆様の健康をサポートする」ことをモットーに、地域の皆様が、抱えている不調から解放され、毎日をもっと楽に、楽しく、豊かに過ごしていけるように寄り添い続けます。

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