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妊娠とエストロゲンー2
1.エストロゲンの母体に対する作用 絨毛細胞から出るエストロゲンは、胎盤内の血管を発達させることで 胎盤の発育を促進しています。なお、胎盤発育にかかわるエスト... -
妊娠とエストロゲンー1
1.妊娠の成立には母体卵巣由来のエストロゲンが不可欠 排卵・受精・卵の子宮への輸送などの妊娠に先行するさまざまな現象、 および初期胚の着床・発育などの妊娠初期... -
肝腎陰虚(かんじんいんきょ)の病理
1. 肝腎陰虚とは 「肝」と「腎」の陰液(血・津液・精)が不足し、滋養作用が低下した状態肝と腎は「肝腎同源」といわれ、腎精が不足すると、肝の血や陰も不足するため ... -
月経とエストロゲン
1.月経はエストロゲンにより生じる 卵巣機能が正常な女性では、月経は約28日間隔で起こります。 月経開始日を月経周期の第1日目とすると、排卵は14日目あたりに... -
思春期とエストロゲン
1.エストロゲン分泌と思春期 思春期とは8~9歳から17~18歳の期間であり、乳房発育に始まり、 恥毛の発現、身長の伸び、皮下脂肪の蓄積、初経が順次起こり、月... -
肝血虚(かんけっきょ)の病理
1. 肝血虚とは? 「肝が蔵血する」機能が低下し、血が不足することで全身の栄養供給が不十分となる状態 肝は血を貯蔵し、全身の組織(筋・目・爪・皮膚・子宮など)に血... -
肝気鬱血(かんきうっけつ)の病理
1. 肝の基本的な生理機能 中医学における「肝」は、以下の主な機能を持っています。 疏泄(そせつ)作用:気や血、津液の流れをスムーズに調節する。 蔵血(ぞうけつ)... -
肝気厥逆(かんきけつぎゃく)の病理
1. 肝気厥逆とは? ☑ 「肝気厥逆」とは、肝気が異常に逆流し、急激な気の鬱結(気滞)によって、全身特に四肢や意識に異常を引き起こす病理状態。☑ 「厥... -
肝気犯脾(かんきはんぴ)の病理
1. 肝気犯脾とは? ☑ ストレスや情緒の変動で肝の疏泄機能が失調し、脾の運化機能を阻害する病態。☑ 主な症状:「腹脹・下痢・食欲不振・ストレスで悪化... -
肝気犯肺(かんきはんはい)の病理
1. 肝気犯肺とは? ☑ 「肝気犯肺」とは、肝の気が鬱滞して肺を犯し、気の流れを乱すことで、呼吸器症状や精神症状を引き起こす病理状態。☑ 肝は「疏泄(...